細木氏は先週末の23日、フジテレビでのホリエモンとの対談で「ライブドアの最新の株価は427円ですよね。5倍になるわヨ」と“予言”。すると週明けの25日から買い注文が殺到し、27日は475円までハネ上がった。わずか3日間で上昇率は11%超。インターネットの掲示板では「一体どこまで上がるんだ」「明日は500円」とお祭り騒ぎである。
だが「チョット待て、何か忘れていませんか」だ。
細木氏を出演させたフジテレビは今年5月、第三者割当増資でライブドア株1億3374万株を取得した大株主。もちろん、すぐ売却できる株ではないが、現時点では“細木効果”で64億1952万円の含み益を得ていることになる。
そこで、巷では「風説の流布じゃないか」と大騒ぎになっている。占い師が株価操作で罪に問われた例も97年にある。渦中のフジテレビはどう言うのか。
「番組は生放送で、細木氏には台本もありませんでした。ライブドア株は07年9月まで売却できない契約になっています。ここで株価を上げても仕方がないし、そんな意図はまったくありませんよ」(広報)
ある証券アナリストはこう解説する。
「株価は占いでは上がりませんよ。ライブドア株の上昇は先月、UBS証券のリポートで目標株価600円とされたのがきっかけ。細木発言はネット投資家の人気をあおり立てただけです。証取法では、株式の売買など明らかな目的がなければ罪には問えない。とはいえ、公共の電波で株価予想を流すのは、何とも軽率です」







