
日本相撲協会は18日、名古屋市中区の愛知県体育館で理事らによる緊急会議を開き、貴乃花親方(元横綱貴乃花)に“協会批判”とも受け取れる発言があったとして、北の湖理事長(元横綱北の湖)が口頭で厳重注意した。

貴乃花親方は、父の故二子山親方(元大関貴ノ花)の協会葬が行われた6月中旬以降、テレビのワイドショーなどで角界の将来について独自の改革案を語るなどした。高砂広報部長(元大関朝潮)は「協会のやってきたことを否定していると、とらえられかねないところがあった。今後こういう問題を起こしたら(協会規定の)細則に照らして処分する」と説明した。
高砂部長によると、この日協会に事情を聴かれた貴乃花親方は「申し訳ありませんでした」と頭を下げ、弟子の育成に努力することを約束したという。北の湖理事長は「広報部が発表しているから話はしない」と語るにとどまった。
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