第1弾は今秋公開予定の「探偵事務所5」。「濱マイク」シリーズで知られる林海象監督が長期シリーズ化を決めた力作。同社では音楽界で培ったノウハウを生かし、主演クラス俳優への印税支給、音楽をベースにした作品の製作など特色ある映画作りを展開していく。

映画製作の第1弾「探偵事務所5」は、「私立探偵 濱マイク」シリーズで知られる林監督が構想8年をかけた力作。「私の探偵映画の総集編。今後のライフワークになる」と言い切り、公開前から長期シリーズ化が決まっている。
主演は、成宮寛貴(22)と宮迫博之(35)。林監督は「最終的には全シリーズで100人の探偵たちが登場します。全く新しい探偵映画、楽しみにしていてください」と自信をみなぎらせる。
エイベックスでは作品同様、ユニークなシステムを導入した。
主なものは(1)DVD化した際に主演クラス俳優へ印税を支給(2)音楽作品をベースにした映像作品の製作(3)同一コンセプトでストーリーの異なる作品のネット配信(4)新人俳優発掘オーディションの実施(5)DVDドラマを製作後、映画化するケースも、の5項目。
音楽界で培ったアイデアを武器にした“新規参入”。貸しレコード店から年間750億円を売り上げる巨大グループへ成長させた松浦勝人社長(40)は「映画業界の仕組みを考えると、監督のギャラが安いなどあまりもうからないイメージがある。そこを変えて、小室哲哉みたいなヒットプロデューサーを多く育てたい。まずは得意な部分から入るべきで、音楽をベースにした“フラッシュダンス”のような作品をやりたい」と展望を明かした。
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