◆7日に起きた大規模同時テロの首謀者の可能性もあるインド系英国人ハルーン・ラシッド・アスワト容疑者もザンビアで拘束されており、二つのテロの関連が指摘される中、国際テロ組織アルカイダの関与などの解明につながる可能性が強まった。
警視庁は会見で、新たなテロの脅威が残っていると強調、引き続き厳重な警戒を呼び掛けた。
◆ロンドン西部で逮捕された3人のうち、エリトリア系英国人ムフタル・サイード・イブラヒム容疑者(27)はバスで、ラムジ・モハメド容疑者は地下鉄オーバル駅近くで爆発物を使った疑い。ローマで逮捕されたのは、ソマリア系英国人フセイン・オスマン容疑者。シェパーズブッシュ駅近くでのテロ実行犯とみられている。
21日の同時テロではこれまで、ソマリア人のヤシン・ハッサン・オマル容疑者(24)がウォレンストリート駅付近でテロを行った疑いで27日に逮捕され、取り調べを受けていた。
◆警視庁は29日、潜伏先に立てこもっていたイブラヒム容疑者らに対し、武装警官を投入し特殊手投げ弾などを使った大規模作戦を実行。イブラヒム、モハメドの両容疑者は最後には裸で両手を上げて投降した。
一方、イタリアのピザヌ内相は29日にオスマン容疑者の逮捕を発表。ANSA通信によると、ロンドン警視庁はイタリアの捜査当局と協力し、ローマの親類に同容疑者からかかってきた電話を盗聴して行方を突き止めた。
逮捕されほっとしましたが、日本も狙われているという記事もありましたし、今後も気になるところです。



